バイオハザード リベレーションズ
Resident Evil: Revelations閉鎖環境での探索と肩越し視点のアクションを融合させ、エピソード形式で描かれるサバイバルホラーのHDリマスター版。協力プレイが楽しめる「レイドモード」の拡張版を含む、シリーズの転換点となった一作。
説明
『バイオハザード リベレーションズ』は、2012年にニンテンドー3DSでリリースされたタイトルのPS4移植版である。物語の時系列は『バイオハザード4』と『バイオハザード5』の間に位置し、BSAAのエージェントであるジル・バレンタインとパーカー・ルチアーニが、消息を絶った豪華客船「クイーン・ゼノビア」を舞台にクリス・レッドフィールドの捜索に挑む。この調査は、海上都市テラグリジアの壊滅、テロ組織「ヴェルトロ」、そして水生生物を利用した「T-Abyssウイルス」の拡散という、壮大な事件の核心へと繋がっていく。物語はテレビドラマのような構成を採用しており、エピソードごとの振り返りやクリフハンガーが物語の緩急を演出し、地中海全域を舞台にキャラクターが交錯する。
閉鎖的な客船という舞台は、狭い廊下や鍵のかかった部屋、限られたリソースの管理といったサバイバルホラーの醍醐味を強調している。操作は肩越し視点(オーバーショルダー)を採用し、移動しながらの射撃も可能だが、弾薬や回復アイテムは極めて制限されており、慎重な立ち回りが求められる。主敵となるのは、換気口や浸水した区画から現れる異形のクリーチャー「ウーズ」であり、これに加えて特殊な変異体や巨大なボスが待ち受ける。「ジェネシス」スキャナーを活用することで隠された弾薬やアイテムを発見でき、敵をスキャンすることで回復アイテムを入手することも可能だ。物語後半は銃撃戦やアクション要素が強まり、シリーズの伝統的な探索と現代的なアクションデザインが同居する構成となっている。
PS4版では、オリジナル版のHD化により1080p/60fpsでの動作を実現。環境描写の精密化や敵の挙動の洗練に加え、これまでに配信された全ての追加コンテンツが標準で収録されている。高難度モード「ゴーストシップ・ヘイオスの追加」、レベル70までの上限解放、新規武器パーツの導入、インターフェースの改修、トロフィー機能への対応など、充実した内容だ。「レイチェル・ウーズ」や「レディ・ハンク」といった隠しキャラクターも使用可能。携帯機向けに設計されたコンパクトなステージ構成やテクスチャの質感には当時の面影が強く残っているが、現代の家庭用ゲーム機で遊ぶタイトルとしては、当時のシリーズ開発の方向性を色濃く反映した貴重な一作である。
データシート
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