MediEvil
1998年のアクションアドベンチャー『MediEvil』のフルリメイク版。シリーズの遺産を称えつつ、90年代後半のゲームデザインを現代に蘇らせることの挑戦を描いた一作。
説明
PlayStation 4用ソフト『MediEvil』は、1998年に発売されたオリジナル版をUnreal Engine 4で完全リメイクした作品です。ビジュアルの刷新、オーケストラによる楽曲の再録、そして現代的なプレゼンテーションが施されました。プレイヤーは、邪悪な魔術師ザロックによって意図せず蘇生させられた骸骨の騎士、サー・ダニエル・フォーテスクを操作し、ギャロウメアの王国を舞台に、ザロックの魔物軍団を倒して名誉を取り戻すべく冒険を繰り広げます。本作はオリジナル版の構成を忠実に踏襲しており、ワールドマップからステージを選択し、近接・遠距離攻撃、謎解き、探索を中心としたゲームプレイが展開されます。ダンの武器は剣や棍棒から弓、投げナイフまで多岐にわたり、盾を装備して防御することも可能です。新機能として、肩越し視点の「ダン・カメラ」や、世界観を補完する「ギャロウメアの書」、そしてサイドクエストである「迷える魂」が追加されました。特に「迷える魂」をクリアすることで、ボーナスとして1998年のオリジナル版をプレイできる点は特筆すべき要素です。プレゼンテーション面では、ギャロウメアの世界がHD画質で緻密に再現され、PlayStation 4 Proでは4K解像度にも対応。アンドリュー・バーナバスとポール・アーノルドによる楽曲は、フルオーケストラ編成で大胆に再構築されました。デラックスエディションなどには、デジタルアートブックやサウンドトラックといった特典が同梱されています。評価については、当時の雰囲気、アートディレクション、音楽を忠実に再現した一方で、1998年当時のぎこちない操作性やカメラの課題がそのまま引き継がれており、ゲームデザインが現代の基準ではやや古風であるという意見も散見されました。古参ファンには強い郷愁を誘うものの、近年のアクションアドベンチャーに慣れた新規層には少々ハードルが高い側面もあり、名作をリメイクする際の「忠実な保存」と「現代的アップデート」の間に存在する難しさを改めて浮き彫りにしました。
データシート
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