プロ 野 球 チームもつくろう!
Pro Yakyū Team mo Tsukurō!
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セガの野球経営シミュレーション「やきつく」シリーズの原点。NPBのデータを基に、スカウトや資金運用といった長期的な戦略眼を問う硬派な球団経営シミュレーション。
説明
『プロ 野球チームもつくろう!』は、サッカークラブ経営シミュレーションの傑作『サカつく』シリーズの制作チームが手掛けた、記念すべき「やきつく」シリーズの第一弾です。本作は、フィールド上の選手操作をあえて排し、球団経営者および監督としての意思決定に全精力を注ぐという、セガ野球シミュレーションの金字塔となるゲームデザインを確立しました。
ゲームの核心は、低迷する球団を日本プロ野球(NPB)の頂点である日本シリーズ制覇へと導くことにあります。プレイヤーは、オーナー兼監督として、スカウト活動、トレード交渉、選手の育成、さらには本拠地スタジアムの施設拡充といった収益管理まで、球団運営のすべてを担います。その手腕は極めてプロフェッショナルで、現実の球団経営を彷彿とさせる緻密なデータに基づく運用が求められます。
技術面では、セガサターンのVDP2モードを駆使した高精細な解像度により、膨大なテキストや複雑な統計データの視認性を最大限に高めています。試合進行は、プレイヤーの戦術設定と選手の能力値に基づき、全投球を3Dでレンダリングするのではなく、TV中継のようなハイライト形式で結果を導き出す方式を採用。1995年シーズンの実在のNPBデータが完全に網羅されており、当時のスター選手たちを指揮する興奮を家庭用ゲーム機で実現しました。膨大なデータ処理はサターンの内部メモリやバックアップカートリッジをフル活用し、複数年にわたる選手のキャリア統計を克明に記録します。
発売当時、本作は家庭用ゲーム機における本格経営シミュレーションの可能性を切り拓いたとして高く評価されました。長期的なチーム再建プロジェクトを成し遂げた際の達成感や、複雑なデータを扱いながらも洗練されたインターフェースの操作性が称賛を集めました。後のドリームキャスト版『プロ 野球チームをつくろう!』へと続く、セガのシミュレーションジャンルにおける礎となった歴史的価値のある一作です。
データシート
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