X-Terminator

メモリ改変やチートコード入力、リージョンフリー再生を可能にする拡張カートリッジ。日本国内のゲームテック製デバイスをベースとした、海外向け廉価モデルと推測される。

説明

『X-Terminator』は、セガサターン黄金期に登場した改造コード入力デバイス群の一角であり、Action ReplayやGameSharkと肩を並べる存在でした。日本国内ではゲームテック社によって製造され、複数のバリエーションが存在します。コード管理用ディスク「X-Assistant」を同梱したものや、本体にLCDを搭載したモデルなど、そのラインナップは多岐にわたりました。メガドライブ時代からの系譜を継ぐこのカートリッジ設計には、サターン用としては機能しないものの、メガドライブ用カートリッジのパススルー構造を模した上部スロットが配置されており、ハードウェアの歴史を物語る興味深い意匠が残されています。

当時、サターンの改造デバイス市場は群雄割拠の状態にあり、類似品が乱立していたため、「X-Terminator」という名称は必ずしも一意の製品を指すものではありませんでした。一部の流通業者は、X-Assistantディスクなどの特典を省いた同機能の安価な製品にこのブランド名を流用しており、純正のゲームテック製か、あるいはリブランドされたクローン品かの判別は極めて困難です。特に日本国外のアジア市場向けに流通した輸出仕様モデルでは、日本語表記が削除され、簡素化されたパッケージで販売されました。しかし、前述したメガドライブ風のトップスロットを備えていることは、その筐体がゲームテックの設計思想に基づく純正の系譜であることを示す重要な手がかりとなります。

データシート

商品名
  • X-Terminator
種別
機器分類
外箱
説明書
登録日
  • 2002年7月26日