カオスギア 導 かれし者
Chaos Gear: Michibikareshi Mono
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バンダイのTCG『カオスギア』の世界観をベースにした戦略シミュレーション。混沌の源が失われ荒廃した世界で、新たな「カオスゲイナー」となったプレイヤーは、4つの勢力から一つを選択し、城の経営や軍の管理、戦術的な領土拡大を行いながら覇権を目指します。カードゲームの枠を超えた、重厚な戦術シミュレーションとしての側面が際立つ作品です。
説明
『カオスギア 導かれし者』は、混沌の源である「カオス」が枯渇し、混迷と戦乱に陥ったファンタジー世界を舞台にした作品です。物語の背景として、かつて世界を再建した「ファーストゲイナー」という存在が創り出したカオスの力が失われ、世界は再び四つの勢力が争う時代へと突入しました。プレイヤーは新たな「カオスゲイナー」として召喚され、機械を操る「デバース帝国」、精霊を司る「マナ王国」、獣の民「ガイア族」、そして謎多き「エリアル旅団」による四つ巴の戦いに身を投じることになります。
バンダイのトレーディングカードゲームを原作としていますが、本作は単なるカードゲームの移植ではなく、システムに重点を置いた戦略シミュレーションゲームです。城の防衛、軍の編成、フェーズ制の進行、領土の拡大といったキャンペーン指向の戦略要素に加え、政治フェーズやアクションフェーズ、勢力ごとの兵力構成、隠しイベントなどが盛り込まれています。原作の世界観を忠実に再現しつつ、ゲームオリジナルのキャラクターも追加されました。初期ロットには限定カードが5枚同梱されており、単体での戦略ゲームとしての完成度のみならず、原作ファンにとっても重要な関連アイテムとなっています。
本作は、慎重な勢力管理やユニット間の相性、段階的な領土拡大を好むプレイヤーにとって、非常にやりがいのある携帯機向け戦略シミュレーションです。ただし、テンポの遅さや荒削りなゲームバランス、プレイヤーへの導線の少なさは、現代の基準から見ると攻略の障壁となるかもしれません。当時、自社IPを多角展開していたバンダイの戦略の一環として制作された本作は、ニッチなTCGの世界観を骨太な携帯用戦争シミュレーションへと昇華させた、非常に興味深い一作です。
データシート
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