RF Unit
PAL圏のメガドライブ2および32X向けに開発された、セガ純正RFユニット。
説明
Mega Drive 2 Exclusive RF Unitは、コンポジットAV入力を持たないテレビ環境のために、PAL圏で純正オプションとして供給された周辺機器です。メガドライブ2本体の小型マルチ出力ポートと、テレビ側のアンテナ(RF)入力端子を接続し、映像・音声をPAL-I/G信号へと変調。VHF 36チャンネルで受信することで、あたかも放送局からの信号のようにコンソールを楽しむ仕組みでした。PAL圏ではメガドライブ本体や32Xの付属品として、これが標準ケーブルとして採用されるのが一般的でした。
日本市場において標準同梱されていたのはモノラルコンポジットAVケーブルであり、RFユニットは用いられていません。そもそも日本の初代メガドライブ(Model 1)は、RFモジュレーターを介した接続を前提としておらず、専用ポートすら装備していませんでした。1988年当時としては異例にも、最初からコンポジットAV接続による運用が設計されていたのです。一方で西洋圏では、家庭用テレビとの互換性を確保する観点からRF接続が安全策と見なされており、画質とのトレードオフが長らく続きました。