バーチャストライカー2 バージョン 2000.1
Virtua Striker 2 Ver. 2000.1-
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セガが誇るアーケードサッカーゲーム『バーチャストライカー2』シリーズ、唯一の家庭用移植作。高速かつシンプルなマッチメイクとアーケード直系の熱狂が楽しめる。
説明
『バーチャストライカー2 バージョン 2000.1』は、セガのModel 3基板で展開されたアーケード版『バーチャストライカー2』の最終改訂版を家庭用に移植した作品である。98、99、2000と重ねられた度重なるアップデートの集大成として構築された「2000.1」ビルドは、本作の大きな特徴だ。Dreamcastへの移植はシリーズを通じても極めて貴重な家庭用展開であり、当時のセガのアーケード至上主義を象徴する一本と言える。
シミュレーション要素を排し、アーケードゲームとしての爽快感と競技性を追求したその設計は極めて尖っている。パス、シュート、タックルといったシンプルな操作系統と、アグレッシブなCPUの挙動が織りなす中盤の激しい攻防、そしてダイナミックなロングシュートやゴール前での混沌は、まさに当時のゲーセンの熱気そのものだ。大胆なカメラアングルや誇張されたモーション、そして当時の熱量を伝える実況音声は、移植版でも一切の妥協なく再現されている。
日本サッカー協会およびアディダスの公認を受けた32カ国の代表チーム、臨場感あふれる夜間スタジアムの光の演出など、家庭用でありながらアーケードの質感を見事に再現。VMUへのセーブ機能や、Dreamcastアーケードスティックへの対応により、自宅で当時の感覚を存分に味わうことができた。海外の評価と国内の『ファミ通』誌をはじめとした専門誌での評価の乖離は、このゲームがシミュレーションを競う『FIFA』等のライバルとは全く異なる哲学で作られていたことを如実に示している。戦略よりもプレイヤー自身の腕前が勝敗を分けるアーケード流儀のサッカーは、やり込むほどにその奥深さが染みてくるものだった。
本作は、1990年代末期のセガのアーケード戦略を色濃く反映した記念碑的なタイトルである。『バーチャストライカー2』ラインナップ唯一の家庭用ソフトとして、のちにニンテンドーゲームキューブで登場する『バーチャストライカー3』へと繋がる歴史の架け橋となった。
データシート
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