ヤマト
Yamato-
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Box Back
プレイヤーが戦艦「大和」を指揮し、対空砲火と魚雷を使い分けながら迫りくる艦船、航空機、ミサイルを迎撃する、草創期の海戦シューティング。
説明
ヤマトは、SG-1000のローンチタイトルとして移植されたアーケード発のシューティングゲームである。本作は日本の戦艦「大和」をモチーフとしており、海と空から迫りくる敵に対して戦艦を操作し迎撃する。画面は戦艦の後方からの視点で描かれ、地平線を境に海上の敵と空中の敵を判別する設計となっている。プレイヤーは画面上部の照準を操作して、航空機やミサイル、遠方の敵艦に向けて主砲を放つ。同時に、水面を進む敵艦に対しては魚雷を発射するという、二系統の攻撃を使い分ける必要がある。また、自艦に迫る魚雷を事前に迎撃せねばならず、距離の異なる複数の脅威を同時に管理しながら敵陣を突破するという、高い戦術性が求められる。ステージを重ねるごとに敵の数と動き、そして弾幕の密度は増していく。
アーケード版の特殊な筐体による砲撃・魚雷の独立操作系を、SG-1000のコントローラーに落とし込んだ移植作であり、ハードウェアの制約の中でも二系統の攻撃システムという本質的な差別化を維持している。当時のギャラリーシューターの系譜に属しながらも、対空・対艦の多層的な脅威管理を特徴とする独自の構造を持っている。グラフィックやサウンドは極めてストイックな作りだが、そのシンプルさゆえの純粋なゲーム性は、当時のアーケード移植の雛形として重要な資料価値を持つ。
セガの家庭用ゲーム機参入初期のタイトルとして、外部開発会社「ELS」の手による移植作である点も興味深い。太平洋戦争の実在の戦艦を主題とした当時でも稀有な作品であり、簡素な見た目に反して、空と海の両面を監視し続ける緊張感は、現代のプレイヤーにとっても侮れない難易度を誇っている。
データシート
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