クロックワーク ナイト ~ペパルーチョの大 冒 険 ・上 巻 ~
Clockwork Knight: Pepperouchau no Daibouken Joukan
プリレンダリングされた3Dキャラクターとポリゴン背景を融合させた、2.5Dサイドスクロール・アクション。セガサターンのローンチ時期を彩った、視覚的に鮮烈な技術デモンストレーション的タイトル。
説明
『クロックワーク ナイト ~ペパルーチョの大冒険・上巻~』は、ゼンマイ仕掛けの兵隊人形であるトンガラ・デ・ペパルーチョ3世が、誘拐された時計仕掛けの妖精チェルシー姫を救出する冒険を描いたアクションゲームです。舞台となるのはベッツィの部屋、ケビンの部屋、キッチン、そして屋根裏という4つのテーマで構成されたエリア。各ステージは2つのプラットフォーム面とフル3Dで描かれるボス戦で成り立っています。ペパはゼンマイのキーを使って突き攻撃や強力な回転攻撃を繰り出すほか、気絶した敵やオブジェクトを持ち上げて投げつけることも可能です。ゲームシステムにはブロックの押し引きや、体力を増やす歯車の収集、さらには「ソルティア・ルーレット」で残機を増やすためのインペリアルクラウン集めといった要素が盛り込まれています。
本作は、高解像度の3Dモデルから取り込まれたキャラクター・スプライトをリアルタイムでレンダリングされたポリゴン背景に配置するハイブリッドな描画エンジンを採用した先駆け的な作品でした。これにより、当時のセガサターンで高い負荷を抑えつつ、滑らかなアニメーションを実現しています。特にボス戦はすべて3Dで構築されており、ハードウェアの初期ポリゴン描画能力を示すショーケースとしての側面も持ち合わせていました。日本版は後に発売された海外版よりも難易度設定が控えめに調整されています。短編構成のため遊びごたえについては賛否がありましたが、その愛らしいビジュアルは今なお色褪せない魅力があります。
データシート
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