⎯⎯ エムジェイ。
R?MJ: The Mystery Hospital-
Front Cover
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Back Cover
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Spine Card
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Instruction Manual
FMVと「パニックシステム」を駆使し、閉鎖された医療施設で繰り広げられるサスペンスを描く、映画的視点の一人称ホラーアドベンチャー。
説明
『⎯⎯ エムジェイ。』(R?MJ: The Mystery Hospital)は、セガサターンおよびPlayStationで展開された心理的ホラーアドベンチャーである。当時『バイオハザード』の成功により確立された「パニックホラー」というジャンルに属するが、従来の戦闘重視のスタイルとは異なり、物語性の高いパズルやFMV(フルモーションビデオ)に重きを置いた構成が特徴だ。
本作は、一人称視点でハイテク病院の不気味な廊下を探索するスタイルをとる。プレイヤーは主人公の青年・智也となり、友人と共に謎の爆発事故に巻き込まれた病院からの脱出を目指す。閉塞感漂う密室の空気感と、恐怖や物語の転換点を描くFMVの演出が、プレイヤーの没入感を極限まで高める。武器で敵を倒すのではなく、環境パズルを解き、グループの生存を左右する対話の選択を重ねていくことがゲームの核心となる。
ポイント&クリック形式のインターフェースを採用し、特定の場面ではクイックな思考と正確な操作が求められる「パニックシステム」が緊張感を演出する。セガサターンの動画および音声ストリーミング性能を最大限に活用した、映画のようなシームレスな体験は圧巻だ。硬質なインダストリアル・サウンドトラックとリアリティのある効果音が、孤立した医療施設での恐怖をより一層際立たせている。
発売当時、『週刊ファミ通』誌をはじめとするメディアからは、高いプロダクションクオリティと、成熟したサスペンスを描くFMVの活用が高く評価された。リニアなゲーム構成ゆえの制限はあったものの、その実験的な「マルチメディアホラー」としての独自性は、今なおカルト的な支持を集めている。従来のADVと現代の映画的体験の懸け橋となった、意欲作と言えるだろう。