Legend of Kay
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洗練されたコンボ重視の戦闘システムと、PS2後期ならではの鮮やかな3Dグラフィックが特徴の武術アクション。
説明
Legend of Kayは、マスコットキャラクターによるプラットフォームアクションと、洗練された武術コンバットシステムを融合させた、PlayStation 2後期の意欲作です。Jak and Daxterシリーズが確立した「動物キャラクターによるアクション」というジャンルを、より戦闘重視でシネマティックな体験へと昇華させた興味深い一作といえます。
物語の舞台は「Yenching(エンチン)」。プレイヤーは主人公の猫「Kay(ケイ)」を操作し、武術の「道(Way)」を極めながら、侵略者であるゴリラやネズミの軍勢に立ち向かいます。本作の真骨頂は流麗なコンバットエンジンにあり、剣、ハンマー、爪を切り替えながら繰り出す多段コンボや空中攻撃は非常に戦略的です。従来の収集要素に重きを置いたプラットフォームゲームとは一線を画し、敵の盾を崩し、カウンターを狙うといったリズミカルで攻撃的な立ち回りが攻略の鍵となります。
ゲームメカニクスとして、2段ジャンプや壁走り、空中を高速で移動する「コンボダッシュ」など、軽快なアクションが盛り込まれています。さらに猪や狼に乗る騎乗パート、バラエティ豊かなミニゲーム、魔法による強化など機能も充実。アジアの文化にインスパイアされた彩り豊かな環境と、高速で動くキャラクターアニメーションは、PS2のハードウェア限界に挑んだ高エネルギーな武術アクションを体現しています。
リリース当時、洗練された戦闘システムは高く評価されましたが、一方でストーリーやボイスアクターの演技についてはジャンルの王道を踏襲しすぎているという指摘もありました。しかし、当時のレビューではその滑らかなアニメーションとレスポンスの良い操作性が絶賛されています。開発元は既に解散していますが、IPは引き継がれ後にアニバーサリー版としてリマスターもリリースされました。今振り返れば、PlayStation 2のアクションアドベンチャーの可能性を創造的な限界まで押し広げた「B級クラシック」の代表格といえるでしょう。