Assassin’s Creed Rogue
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『Assassin’s Creed IV: Black Flag』と『Assassin’s Creed III』を繋ぐ、テンプル騎士団の視点で描かれる歴史アクションアドベンチャー。本品はオーストラリア・ニュージーランド地域で展開された「That’s Hot」ブランドによる廉価版パッケージである。
説明
Assassin’s Creed Rogueは、教団のやり方に疑問を抱き、テンプル騎士団へと転向したアサシン、シェイ・パトリック・コーマックの軌跡を追う物語である。七年戦争の渦中にある北米を舞台に、アパラチアの渓谷、北大西洋、そしてニューヨークの街並みを駆け抜ける。本作はAssassin’s Creed Unityと同時期に発表されたが、Unityが次世代機(PS4/XB1)を標榜していたのに対し、Rogueは旧世代機(PS3/X360)向けのタイトルとして開発された。PC版に関しては、Ubisoftは混乱を避けるためUnityを先行リリースし、Rogueの投入は数ヶ月後まで控えられた。
Assassin’s Creed III、Black Flag、Rogue、そしてUnityの4作は、植民地時代から啓蒙時代、そして革命期へと至る歴史の断層を埋める密接な物語の弧を描いており、アサシンとテンプル騎士団の思想的対立を浮き彫りにしている。2012年のAssassin’s Creed IIIでは、コナー・ケンウェイを通じてアメリカ独立戦争の自由と忠誠が語られ、続く2013年のBlack Flagはその前日譚として、18世紀初頭のカリブ海でエドワード・ケンウェイが海賊や帝国と戦う海戦システムを導入した。2014年のRogueは、Black Flagの正統な続編であり、シェイ・コーマックの裏切りがAssassin’s Creed IIIやUnityへと続く引き金となる重要な架け橋となった。特にUnityの冒頭はRogueの結末と直結しており、シェイの行動がアルノ・ドリアンの運命を決定づける様子が描かれている。これらの作品群は、ケンウェイ家のサーガを軸に、欧州の激動へと繋がる壮大な物語を紡ぎ出している。
ゲームプレイはBlack Flagで確立された航海と海戦のシステムをさらに洗練させたものである。プレイヤーは船「モリガン号」を操り、過酷な北極海で氷山を避けながら激しい海戦を繰り広げる。陸上戦では、シリーズ伝統のパルクールやステルスアクションに加え、エアライフルやグレネードランチャーといった新たな武装が導入された。アサシンからテンプル騎士団へと身を翻すという物語の捻りは、シリーズの根幹にあるイデオロギーの対立を深く洞察させる本作ならではの体験である。
発売当初は同時期にリリースされたUnityの影に隠れ評価が割れる場面もあったが、現在ではBlack Flagのシステムを継承しつつ、アサシンとテンプル騎士団の境界線を曖昧にした野心的な物語として高く評価されている。ケンウェイ家の歴史を補完する上で欠かせない一作である。
データシート
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