不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~
Fushigi no Dungeon: Fuurai no Shiren 3: Karakuri Yashiki no Nemuri Hime-
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幾度もの喪失と再生を繰り返しながら挑む、ランダム生成ダンジョン探索型RPG。リソース管理と戦略が、過酷な冒険の先にある真実を解き明かす鍵となる。
説明
『不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~』は、旅の風来人シレンと相棒の語りイタチ・コッパが、シレンの剣の師匠との再会を経て「からくり屋敷」に伝わる伝説を追う物語である。本作はシリーズの系譜を受け継ぎつつ、シレン自身の出自や仲間との絆をより深く描き出すことに重点を置いた、シリーズ初となる本格的な物語展開を見せる意欲作である。日本の伝承をモチーフにした世界観を背景に、ワールドマップで繋がれた各地を巡り、ダンジョンを攻略することで物語が進行する構造となっている。
『トルネコの大冒険』から続く「不思議のダンジョン」シリーズの伝統に則り、グリッドベースで構成されたランダム生成ダンジョンを探索するスタイルは健在。一歩の移動や一つの行動が敵味方双方に同時に反映されるターン制システムにより、立ち回りやアイテムの活用には高度な戦略性が求められる。罠や隠れた危険が満ちる過酷な環境下で、HPや満腹度、装備の管理を徹底せねばならない。高難度設定では倒れた際に持ち込みアイテムを全て失うというシリーズ特有の緊張感を維持しつつも、初心者向けの難易度選択が導入された点も特徴である。
全30種類を超えるダンジョンに加え、新たなモンスター、環境変化、装備の成長システムを実装。物語の進行状況によってはダンジョンを出てもレベルが維持されるなど、従来作とは異なる遊びの手法が取り入れられている。また、シレン以外に複数のキャラクターがパーティに加わり、直接操作や連携が可能になったことで、単独行を基本としていたシリーズの枠組みに新たな風を吹き込んだ。これらの試行錯誤は、後の『風来のシレン4』や『風来のシレン5』へと繋がる重要な変遷期として位置づけられる。
発売当時は、シリーズの醍醐味である緊張感が緩和されたという評価がある一方で、ストーリー性の強化や遊びやすさの向上を歓迎する声もあり、評価は分かれた。長きにわたるシリーズの歴史の中で、いかにして「高難度な緊張感」と「物語への没入感」を両立させるかという課題に正面から向き合った、極めて挑戦的な一作である。
データシート
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