Mouse
Sega Dreamcast専用の公式ポインティングデバイス。対応ゲームやインターネットブラウザでの操作において真価を発揮する実用的な周辺機器です。
説明
Dreamcast用マウスは、コンソールのコントローラーポートに接続してPC用マウスと同様の操作を実現する周辺機器です。アナログスティック入力に代わる、より精密なカーソル制御を可能にします。そのデザインは当時のPC用マウスに準拠しており、2ボタン、スクロールホイール、サイドボタンを備え、筐体はDreamcast本体のホワイトカラーに合わせた意匠となっています。セガは、キーボードやブロードバンドアダプタと並び、PCに近い機能性を追求する戦略の一環として本機を位置づけていました。
本作はQuake III ArenaやUnreal Tournament、そしてファンタシースターオンラインといった対応タイトルで利用可能です。また、ドリームパスポートやドリームキーなどのウェブブラウザディスクでもサポートされており、標準コントローラーよりも遥かに快適なオンライン操作を実現します。シューティングゲームではエイムやストレイフの高速化に貢献し、オンラインアプリケーションでは直感的なポイント&クリック操作を提供しました。このモデルは基本的に全世界共通でしたが、日本国内ではサイドボタン(戻るボタン)を廃止した仕様変更モデルが展開され、後にカラーバリエーションも追加されました。
発売当時は購入者が限られるニッチなアクセサリーという立ち位置でしたが、Dreamcastをメインのインターネット端末として利用する予定がなくても、特定のソフトウェアにおける代替入力手段としての価値は無視できません。対応ソフトこそ限られていたものの、Dreamcastの膨大な周辺機器ラインナップの中でも、極めて実用性の高いツールの一つと言えるでしょう。