エーエックス101
AX-101『エーエックス101』は、ディストピアな未来を舞台に、実写FMVを融合させた一人称視点のレールシューターです。
説明
メガCD用ソフト『エーエックス101』は、西暦2500年を舞台にしたSFストーリーと、当時の先端技術であったフルモーションビデオ(FMV)を駆使したレールシューターです。地球は異星人「グルゾン」の猛攻に晒されており、プレイヤーは惑星プリズムへ向かう戦闘機パイロットとして、戦局を覆す兵器システム「A/X-101」を奪還する任務に就きます。ゲームは一人称視点のコックピット視点で進行し、レーザー砲と限られた数のフュージョン弾を使い分け、押し寄せる敵を撃退します。レーザーは連射すると出力が低下し、待機することでリチャージされるという戦術的な管理が求められる仕様です。
野心的な演出の一方で、当時の評価としてはゲームプレイよりも映像を優先した弊害が大きく、特にFMVのシークエンスは視認性を悪化させ、敵の弾幕が見えにくくなるなど、試行錯誤を強いる過酷なゲームバランスから多くの批判を浴びました。シールド回復システムを備え慎重な立ち回りを要求されるものの、コンティニュー制限も厳しく、一部メディアでは4%という厳しい評価を受けるなど、時代の徒花とみなされてきました。しかし、CD-ROMメディアがもたらしたFMV時代の実験的な側面や、当時の技術的挑戦を今に伝える貴重な資料的価値を持つ一本です。