バイオハザード
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カプコンが開発し、PlayStation版で一世を風靡したサバイバルホラーの金字塔。ネクステックとセガの共同開発により、独自の追加要素を盛り込みつつ、オリジナル版の恐怖を忠実に再現したセガサターン移植版。
説明
『バイオハザード』は、S.T.A.R.S.アルファチーム(クリス・レッドフィールド、ジル・バレンタイン、バリー・バートン、アルバート・ウェスカー)が、ラクーンシティ近郊で消息を絶った隊員たちの捜索に赴くところから幕を開ける。洋館へと逃げ込んだチームは、そこがアンブレラ社によって生み出されたゾンビや生物兵器の巣窟であることを知る。物語はカットシーンやゲーム内のドキュメント、そしてクリスとジルそれぞれの視点を通じて多角的に描かれ、選択するキャラクターによって難易度や遭遇するサブキャラクターが変化する。
ゲームプレイはPlayStation版の固定カメラとプリレンダリング背景を継承しており、プレイヤーは館を探索し、謎を解き、弾薬やハーブ、インクリボンといった限られたリソースを管理していく。セガサターン版では、独自の要素としてタイムアタック形式の「バトルゲーム」が追加されたほか、敵のモデルのリデザインや、PlayStation版には存在しなかったクリーチャー「ティック」が登場する。
ゴシックホラーと現代のバイオテロのテーマを融合させた、逃げ場のない閉塞感が本作の真骨頂である。リソースの制限や意図的な「タンク操作」がプレイヤーの脆弱性を際立たせ、卓越したサウンドデザインが恐怖を増幅させる。サターン版はPlayStation版の体験を忠実になぞりつつ、独自の追加要素を加えた意欲作である。キャラクターモデルの粗さや動作の重さはあるものの、移植版ならではの魅力が詰まった、サターン後期を代表する一本といえる。
データシート
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