The Elder Scrolls V: Skyrim VR
Bethesdaの傑作RPG『The Elder Scrolls V: Skyrim』をVR空間へと再構築した作品。当初はPlayStation VR向けに展開され、メインクエストやサイドクエスト、そしてすべての拡張コンテンツを完全収録。没入感溢れる一人称視点での冒険が楽しめる。
説明
『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』は、Bethesda Game Studiosが主力タイトルをVR市場へと展開する先駆けとして開発・販売した作品である。単なる実験的な短縮版や一部機能の切り抜きではない。本作には『Dawnguard』『Hearthfire』『Dragonborn』という3つの公式拡張コンテンツを含む、ゲーム本編のすべてが完璧に収録されている。プレイヤーはPlayStation VRの没入感とモーションコントローラーの操作性を活かし、広大なスカイリムの世界を探索し、戦闘や生産、クエストに没頭することが可能だ。
本作ではVRハードウェアに特化した新たな操作体系が導入された。PlayStation VRにおいては、PlayStation MoveやDualShock 4への対応を実現。移動方式にはテレポートおよびスムーズ移動が用意され、没入感と快適なプレイ体験の両立が図られている。戦闘や各種インタラクションのシステムは、武器の振りや弓の射撃、魔法の詠唱といった物理的な動作を直感的に行えるよう再構築された。
スカイリムの圧倒的なスケール感と、その世界に文字通り身を置く体験の新規性は、今なお賞賛に値する。一方で、発売当時のハードウェア性能に由来するグラフィックの制約や、UIの視認性、VR酔いを軽減するための設計上の制限が課題として残ったことも事実である。しかし振り返れば、本作は2011年に登場した壮大なオープンワールドRPGを、その本質を損なうことなくVR環境へ移植した、極めて野心的なフルタイトルVRポートであったと評価できる。
データシート
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