人 喰 いの大 鷲 トリコ
The Last Guardian
孤独な少年と巨大な生き物・トリコによる、絆と冒険の物語。遺跡を探索し、二人の協力で難局を乗り越えるパズルアドベンチャー。
説明
『人喰いの大鷲トリコ』は、見知らぬ巨大遺跡で目覚めた少年が、鳥と獣の特質を併せ持つ巨大な生物・トリコと絆を育んでいく物語です。崩れゆく遺跡を舞台に、少年の身軽さとトリコの巨大な力を活かして環境パズルを解きながら進む本作において、二人の信頼関係とコミュニケーションは攻略の鍵となります。少年という脆弱な存在と、圧倒的な質量を持つトリコの対比が、独特の緊張感と没入感を生み出しています。PlayStation 4専用タイトルとして開発され、他機種への移植は行われていない点も本作の物理的価値を決定づけています。
プレイヤーは少年を直接操作し、壁を登り、レバーを引くといった行動を行います。一方のトリコは、自律性と従順さが混在する予測不能な挙動を見せるため、観察と根気強さが不可欠です。この設計は、上田文人ディレクターが手掛けたPS2の名作『ICO』や『ワンダと巨像』(PS4リメイク版も参照)の系譜にあり、 companionship(仲間との絆)とスケール感を重視する作家性が色濃く反映されています。
発売当時はパフォーマンスや操作の難解さが議論の的となりましたが、時を経た現在では、少年とトリコの間に生まれる感情的な繋がりを深く描いた点が高く評価されています。『ICO』『ワンダと巨像』と並び、精神的な三部作の完結編として位置づけられる本作は、プレイヤーがトリコと対峙し、時間をかけて信頼を築く過程そのものが物語となる、稀有な体験です。
データシート
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