Fallout 76

アパラチアの荒野を舞台にしたオンラインマルチプレイヤーサバイバル。Falloutユニバースを継承しつつ、シングルプレイヤー重視の伝統から一線を画した意欲作。

説明

『Fallout 76』は、ウェストバージニア州の広大な被爆地を舞台に、炭鉱町、遊園地、政府のシェルターといったアメリカの象徴的な遺構をレトロフューチャーな視点で描き出した作品です。本作は孤独、コミュニティ、そして破滅後の再建という脆い営みをテーマとしています。プレイヤーはVault 76から地上へと降り立ちますが、当初は人間NPCが一切存在しないという大胆な設計により、世界に漂う虚無感とプレイヤー同士の自発的な交流の必要性が強調されていました。後のアップデートでNPCやストーリーラインが追加されたことで、派閥間の対立や道徳的選択、文明のあり方をめぐる問いといった、シリーズ伝統の物語体験へと回帰しています。荒廃した孤独な世界であると同時に、集団で生き残りを模索する共有の舞台という二面性がアパラチアの魅力です。

ゲームプレイは、シリーズ伝統のロールプレイング要素とオンラインの持続性を融合させたものです。プレイヤーはC.A.M.P.システムを駆使して拠点を築き、物資を探索し、装備をクラフトしながらクエストを攻略します。対話ツリーによる分岐に代わり、Perkカードによるモジュール式のビルド構成が採用されており、試行錯誤を通じた適応が求められます。Destiny 2The Divisionといったオンライン共闘型作品と比較すると、本作のペースは緩やかで環境を通じた物語描写に重きを置いています。初期の技術的な不具合やコンテンツ不足は否定できませんが、シリーズにおける位置付けは議論の分かれるところです。

本作は『Fallout』を共有可能なオンライン体験へと拡張するという挑戦を行いましたが、同時に物語主導型のシングルプレイヤーRPGというブランドのアイデンティティを揺るがすことにもなりました。リリース当初は深刻なバグやNPCの不在、収益化モデルへの批判を浴びました。しかし、『Wastelanders』や『Steel Dawn』といった大型アップデートを経て、物語の深みやキャラクターが拡充され、徐々にシリーズ伝統の精神へと近づいています。愛されたシングルプレイヤーRPGをオンラインサービス型へ転換する困難を物語る一方で、開発者とコミュニティの粘り強い改善の証でもあるのです。アパラチアは今なお美しくも物寂しい地として、『Fallout』正史における進化し続ける実験場としての地位を確立しています。

データシート

商品名
  • Fallout 76
商品コード
  • CUSA-12054
アイテム番号
  • 5055856420729
シリーズ
種別
ジャンル
特徴
販売地域
外箱
説明書
開発元
販売元
メディア形式
プレイ人数
周辺機器
映像モード
音声モード
年齢区分
発売日
登録日
  • 2020年6月11日