Desert Strike: Return to the Gulf
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Instruction Manual
AH-64アパッチを操り、架空の湾岸戦争の戦場でミッションを遂行するタクティカル・シューティング。燃料や弾薬を管理し、人質救出や敵施設の破壊を行う、戦略性の高いトップダウン視点の名作です。
説明
『Desert Strike: Return to the Gulf』は、1992年にセガ・メガドライブで発売された伝説的アイソメトリック・シューティングの移植作です。プレイヤーはカスタマイズされたAH-64アパッチ攻撃ヘリのコックピットに乗り込み、湾岸戦争を彷彿とさせる架空の中東紛争へと身を投じます。独裁者キルババ将軍の軍事インフラを単身で叩き潰すべく、戦略とアクションが融合した極上の戦場が幕を開けます。当時、Electronic Artsのタイトルとして大きな商業的成功を収め、単なる撃ちまくりゲーとは一線を画す、シビアなリソース管理が光る傑作として高く評価されました。
従来の「シューティングゲーム」とは異なり、本作では戦術的な計画性と物理演算に基づいた機体制御が求められます。燃料、弾薬、装甲という3つのリソース管理が命綱であり、一つでも尽きればヘリは墜落の運命を辿るでしょう。ゲームは全4つのキャンペーンで構成され、レーダー施設の破壊から、ウインチを使った捕虜の救出、敵高官の確保まで、多彩なミッションがプレイヤーを待ち受けています。チェーンガン、ハイドラロケット、ヘルファイアミサイルという3種の武装をいかに使い分け、限られた弾薬で戦果を挙げるか。プレイヤーの戦術眼が試されます。
SFC(スーパーファミコン)版は、メガドライブ版と比較して非常に興味深い調整が施されています。SFC特有の256色パレットによりスプライトの描き込みはより緻密になっていますが、画面のズーム比率が変更されたため視界が狭まっており、メガドライブ版にあった環境演出が一部カットされています。そのため、マップを駆使した索敵と状況把握が攻略の要となります。また、Sony製SPC700音源チップによるサウンドのアレンジは、メガドライブ版のFM音源とは全く異なる音像を提示しており、当時の任天堂の厳しいガイドラインにより、一部の演出がマイルドに変更されている点も歴史の証人と言えるでしょう。今プレイすると、当時のゲーム特有の硬派な手触りと共に、独特の「味」を感じさせる一本です。