トラヴィス・ストライクス・アゲイン ノーモア★ヒーローズ
Travis Strikes Again: No More Heroesトラヴィス・タッチダウンとバッドマンが呪われたゲーム機「デスドライブ マークII」の世界で戦うトップダウン形式のハック・アンド・スラッシュ・スピンオフ。メタなユーモアやインディーゲームとのコラボレーション、実験的な世界観が融合し、『ノーモア★ヒーローズ3』へと繋がるサイドストーリーが展開される。
説明
『トラヴィス・ストライクス・アゲイン ノーモア★ヒーローズ』は、グラスホッパー・マニファクチュアが手掛けるカルト的人気を誇るアクションシリーズの2019年のスピンオフ作品であり、須田剛一(Suda51)がディレクターを務め、Nintendo Switch向けにリリースされた。『ノーモア★ヒーローズ2 デスパレート・ストラグル』から7年後が舞台となっている。アメリカ南部のトレーラーハウスで隠遁生活を送っていたトラヴィス・タッチダウンは、前作のボスキャラクターであったバッドガールの父親、バッドマンから復讐を誓われ対峙する。しかし、二人が死闘を繰り広げる最中、呪われたゲーム機「デスドライブ マークII」に吸い込まれてしまう。脱出の鍵は、その内部に存在する様々なゲームを攻略すること。各ステージはそれぞれ異なる世界観と敵、そして排除すべき「バグ」が存在する異質な空間となっている。
ゲームプレイはシリーズ従来の視点からトップダウン形式のハック・アンド・スラッシュへと転換しており、トラヴィスとバッドマンによる協力プレイも可能だ。ビーム・カタナやプロレス技、過激なフィニッシャーといったシリーズの核となる要素は健在だが、新たにガンプラの型番から名付けられた「スキルチップ」を導入し、エネルギー波や軌道爆撃といった特殊攻撃を繰り出す戦術性が加わった。各ゲーム世界では、プラットフォーマーからRPGまで多様なジャンルをパロディ化し、メタフィクション的なユーモアやインディーゲームのカメオ出演、第四の壁を越える演出が随所に散りばめられている。
本作は『ノーモア★ヒーローズ』シリーズの一作でありながら、ナンバリングタイトルとは一線を画すサイドストーリー、あるいは再始動を意図した作品として位置付けられている。奇抜な物語とユーモア、実験的なスタイルは高く評価される一方、戦闘の反復性については賛否が分かれた。本作のリリース直後には『ノーモア★ヒーローズ3』の制作が発表され、次なる戦いへの布石として重要な役割を担うこととなった。後にPlayStation 4およびWindowsへも移植されている。
データシート
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