リンクのボウガントレーニング
Link’s Crossbow Training-
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『Wiiザッパー』同梱専用ソフト。メインタイトルの資産を流用し、スコアアタックに特化したステージ構成で周辺機器の可能性を提示した、短編シューティングゲーム。
説明
『リンクのボウガントレーニング』は、『Wiiザッパー』の性能を体感させるためのデモンストレーションソフトとして、また『ゼルダの伝説』シリーズのファンに向けたカジュアルな作品としてリリースされました。舞台は『トワイライトプリンセス』の世界であり、リンクは剣や弓の代わりにクロスボウを手に取ります。ゲームは9つのレベルで構成され、各レベルは3つのステージに分かれています。標的を射抜くターゲット練習、迫り来る敵を撃退する防衛戦、リンクが自由に移動できるレンジャーモードなど、多様な形式が用意されています。正確な射撃によるコンボと、パフォーマンスに応じたメダル獲得がハイスコアを目指す鍵となります。最大4人までのマルチプレイヤーモードでは、コントローラーを交代しながらスコアを競い合うことが可能です。
本作の最大の特徴は、『トワイライトプリンセス』の環境や敵キャラクターといった資産を再構築し、シューティングギャラリー形式へと転換した点にあります。『チンクルのバラ色のルッピーランド』や『いろづきチンクルの恋のバルーントリップ』のように、ゼルダの世界観を異なるジャンルで試みるシリーズの系譜に連なる作品ですが、物語の拡張というよりは、Wiiリモコンのポインティング機能を活かしたメカニカルなショウケースとしての側面が強いタイトルです。その構造は、『タイムクライシス』や『ポイントブランク』といったアーケードのガンシューティングゲームを彷彿とさせます。
手軽に楽しめる一方で、本格的な冒険を期待する作品ではなく、あくまで周辺機器とセットで提供された安価な体験版という性格が強いのも事実です。完成度は高いものの、その短さと奥行きの浅さは、Wii時代の任天堂が周辺機器の活用に意欲的に取り組んでいた当時の実験的姿勢を如実に物語っています。
データシート
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