Rolling Thunder 2
アーケード版をベースに、追加ステージ、武器、ボス、そしてより充実したキャンペーンモードを実装したスタイリッシュなアクションゲーム。本作はオーストラリアのセガ公式販売代理店を通じて流通した米国Genesis版となります。
説明
『Rolling Thunder 2』は、通信衛星を破壊し世界的な情報網を混乱に陥れたテロ組織「ゲルドラ」に立ち向かう、エージェントのレイラとアルバトロスの戦いを描く作品です。ゲルドラの復活の影には武器商人ギムドの存在があり、二人はフロリダ、エジプト、洞窟、研究所、そして要塞化された施設へと追跡を繰り広げます。メガドライブ版ではアーケード版のストーリーシーケンスが拡充され、新たなロケーションが追加されました。シリーズ特有のスパイ映画のような雰囲気と近未来的な敵のデザインを維持しつつ、ミッションのバリエーションが飛躍的に向上しています。本作はオリジナル版『Rolling Thunder』の正統な続編ですが、1960年代後半のスパイ映画調の世界観から、現代に近い近未来設定へと舞台を移しています。
ゲームプレイはサイドビューのアクションプラットフォーム形式で、上下の通路を行き来し、攻撃をしゃがんで回避し、扉に入って身を隠しながら、限られた弾薬を管理する戦術が求められます。レイラとアルバトロスは移動中やジャンプ中の射撃ができないため、敵の出現位置を把握し、ポジショニングとタイミングを見極める慎重な立ち回りが攻略の鍵となります。メガドライブ版には全11ミッションに加え、追加の敵やボス、隠されたタイムおよび体力ボーナス、パスワードシステム、さらに「フレイムガン」や「ショットクラスター」といった新武器が実装されました。二人同時プレイが可能で、一人が倒れても残ったプレイヤーがコンティニューポイントに到達すれば、倒れたエージェントが復帰する仕組みです。
その抑制されたプラットフォームアクションと階層化されたステージ構成は『忍-SHINOBI-』と比較されることもありますが、『Rolling Thunder 2』はカバーアクション、弾薬の節約、そして敵の攻撃パターンの記憶に重点を置いています。後年のレビューでは、その緻密なリズム感、変化に富んだステージ設計、協力プレイの楽しさ、そして家庭用移植ならではのボリューム増が評価されています。一方で、制約の多い移動システムや後半ミッションの難易度の高さは、速いテンポのアクションを求めるプレイヤーにとっては手強く感じられるかもしれません。
データシート
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