レジェンド・オブ・ドラグーン
The Legend of Dragoon-
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ボタン入力によるリズムアクションをターン制バトルに融合させた、ハイファンタジーRPGの金字塔。32ビット世代におけるファーストパーティの圧倒的な開発力とシネマティックな演出が結実した一作。
説明
『レジェンド・オブ・ドラグーン』は、人間と太古の翼を持つ種族との間で千年にわたり続く戦いに身を投じる若き戦士の物語である。本作の核となるのは、手にした者に強大な力と属性を宿す「ドラグーンの魂」の存在だ。運命、歴史の重圧、そして絶対的な力がもたらす代償を問う重厚なシナリオは、精緻なプリレンダリング背景と壮大なシネマティック映像によって、激動の時代を描き出している。
戦闘システムには、画面上の指示に合わせてタイミングよくボタンを入力する「アディショナル」システムを採用。コンボを繋ぐことで溜まるスピリットポイントを消費し、ドラグーンに変身すれば強力な魔法や物理攻撃を繰り出すことができるが、その代償として通常のアイテム使用が制限される。本作の国内初版は、後の海外版と比較してもリソース管理が厳しく、ボス戦の難易度も高い調整がなされている。各キャラクターが持つ固有のアディショナルや属性の相性は、戦略に多様なリズムをもたらす。同時期に発売された『ファイナルファンタジーVIII』と並び、当時の大容量メディア(CD-ROM 4枚組:SLPS-10119〜10122)を活用した超大作として、初代PlayStationの限界に挑んだ意欲作である。
当時の評価では、圧倒的なグラフィックとリズム感あふれる戦闘システムが称賛された。一方で、戦闘演出のテンポやエンカウント率には厳しい指摘もあったが、複雑なアディショナル入力を成功させた時の達成感は、当時のターン制RPGの中でも極めて独創的な体験であった。振り返れば、本作はファーストパーティが追求した野心的な映像表現と物語性の集大成であり、32ビット時代のRPG史を語る上で欠かせない一作である。
データシート
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