Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutants in Manhattan
コミック風のビジュアルとスピーディーな戦闘を融合させたアクションゲーム。意欲的な試みの一方で、単調なゲームデザインが影を落とした惜作。
説明
『Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutants in Manhattan』は、レオナルド、ドナテロ、ミケランジェロ、ラファエロを操作し、それぞれが持つ固有の武器とカスタマイズ可能なアビリティを駆使して戦うサードパーソン・アクションゲームです。物語は一連のミッション形式で進行し、ビーバップやロックステディ、そしてシュレッダーといったおなじみの悪役たちとの対決が描かれます。IDWのコミックシリーズの筆致を再現したビジュアルデザインは本作の大きな特徴であり、シナリオも同シリーズの主要ライターが担当しました。戦闘はコンボの連鎖が軸となっており、シングルプレイ時はキャラクターを切り替えながら進むスタイルです。パルクールを取り入れた高速移動や最大4人でのオンライン協力プレイなど、ダイナミックなアクションが楽しめます。
『Turtles in Time』や2003年版のコンソール作品といった往年のベルトスクロールアクションと比較すると、本作はプラチナゲームズの真骨頂である流れるようなコンボアクションに重きを置いています。しかし、全9ステージを通じてミッション目標が単調になりがちである点や、シリーズファンが期待するローカル協力プレイが実装されていない点は、評価を分かつ要因となりました。本作はマルチプラットフォームで展開されましたが、ライセンス契約の期限に伴いデジタル販売が早期に終了しており、アクティビジョンが手掛けた他のライセンス作品と同様、幻のタイトルの一角を占める存在となっています。
コミック調の鮮烈なビジュアルとキャラクターの造形には高い評価が寄せられたものの、ミッションの多様性の欠如や全体的な調整不足が惜しまれる作品です。確固たるビジュアルアイデンティティを確立していただけに、非常に悔やまれる開発の機会でした。
データシート
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