Controller
スーパーファミコン用として設計されたアイコニックなゲームパッドです。PAL地域向けの本モデルは、日本版のデザインを踏襲しつつ、Super Nintendoのロゴが刻印され、ケーブル長が大幅に延長されているのが特徴です。
説明
スーパーファミコン・コントローラーは、後の業界標準となるダイヤモンド型のボタン配置とショルダーボタンを導入し、人間工学に基づいた設計と複雑な操作を両立させた歴史的な名機です。十字キーとスタート・セレクトボタンという伝統を受け継ぎつつ、4つのフェイスボタン(A、B、X、Y)をひし形に配したことで、格闘ゲームやRPG、アクションゲームにおける操作の幅を飛躍的に広げました。特に初採用されたL・Rのショルダーボタンは、操作面に窮屈さを与えることなく入力の可能性を最大化し、以降のほぼ全ての家庭用ゲーム機に決定的な影響を与えました。
人間工学的に洗練された「ドッグボーン」形状は、長時間のプレイでも手に馴染むよう配慮されています。日本版や欧州(PAL)版のコントローラーに見られる、カラフルな凸型ボタンの遊び心あふれる美学は、北米版の硬派なデザインとは一線を画すものでした。
機能面では、7ピン端子を採用した有線接続方式です。16ビットの入力データを伝送し、同時押しや高レスポンスな操作を実現しました。標準で2人プレイに対応していましたが、スーパーマルチタップを使用することでさらなる拡張も可能でした。このレイアウトが残した功績は計り知れず、ゲームボーイアドバンスSP、ニンテンドーDS、Nintendo SwitchのJoy-Conに至るまで、現代のあらゆるコントローラーにその遺伝子が受け継がれています。