バーチャコップ2
Virtua Cop 2-
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分岐ルートやテンポの良い演出を加え、アーケードシューティングの極致を体現した『前作』の正統進化系。当時のライトガンシューティングを語る上で欠かせない、洗練されたアーケード体験。
説明
『バーチャコップ2』は、レイジ、スマティー、そして新メンバーのジャネット・マーシャルが、かつての犯罪シンジケート「E.V.I.L.」の残党による資金洗浄の陰謀に迫る物語です。本作は、固定されたルートを自動で進みながら画面上の敵を狙い撃つという前作のレールシューターの構造を継承しつつ、特定の地点でルート分岐を選択できるシステムを導入することで、ステージのやり込み要素を大幅に高めました。敵を倒すだけでなく、武器を撃ち落とすことで「ジャスティスショット」を獲得できるほか、背景のオブジェクトを破壊してパワーアップアイテムや武器を入手する戦略性も魅力です。各ステージの最後にはスケールアップしたボスが待ち受けており、前作以上の興奮を味わうことができます。
映像面ではアニメーションがより滑らかになり、環境の描写も緻密さを増しました。カバーアクションを主軸とする『タイムクライシス』と比較すると、本作は圧倒的なスピードと正確なエイミングが求められ、敵が反撃する前に射抜くという反射神経の勝負に重きを置いています。ターゲットの視認性やコントローラーのレスポンスの良さは、当時のライトガンシューティングゲームにおける一つの到達点であり、そのテンポの良さと分岐ルートのデザインによって、90年代を代表する名作としての地位を確立しました。後続の『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』シリーズなどがジャンルを切り拓いていく中で、本作はセガのアーケード黄金期を象徴する高精度シューティングのベンチマークとして今もなお語り継がれています。
なお、ドリームキャスト版はアーケードからの完全移植ではなく、セガサターン/PC版のコードベースを基にした調整版となっています。そのため、解像度やモデルの向上は見られるものの、フレームレートはアーケード版の60fpsに対し30fpsに留まり、当時のゲーマーにはやや動きの硬さを感じさせる仕上がりでした。『コンフィデンシャルミッション』や『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』といった他のドリームキャスト専用タイトルと比べると流麗さには欠ける部分もありましたが、シリーズのファンにとっては依然として愛着ある一本であることに変わりありません。
データシート
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