ファンタシースターII 還 らざる時 の終 わりに
Phantasy Star II
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Front Cover
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Back Cover
セガが放った16ビットRPGの金字塔。前作から1000年後のアルゴ太陽系を舞台に、6メガビットの容量で描かれた壮大なSF世界がメガドライブで展開される。
説明
Phantasy Star II(邦題:ファンタシースターII 還らざる時の終わりに)は、マスターシステム版の第1作から1000年後のアルゴ太陽系を舞台とした壮大なSF叙事詩である。惑星モタは巨大コンピュータ「マザーブレイン」によって管理され、かつての荒野から豊かなユートピアへと変貌を遂げていた。しかし、突如として発生したバイオモンスターの脅威とマザーブレインの異常動作により、平和は崩壊の危機に瀕する。プレイヤーは政府エージェントのロルフとして、前作のヒロインであるアリサの幻影に導かれ、半人半バイオモンスターの少女ネイら仲間たちと共に、この未曾有の危機の真相に迫っていく。
本作は、16ビット機の黎明期に登場したRPGとして、当時としては非常に重厚かつ成熟したストーリーラインを誇った。その一方で、複雑に入り組んだ広大なダンジョンはプレイヤーを峻烈に突き放す難度を併せ持つ。グラフィック面では、キャラクターのドット絵などに8ビット機の名残を色濃く残しているものの、これは時代の過渡期ゆえの矜持と言えるだろう。
ゲームシステムは、前作の3Dダンジョンからトップビューの探索画面へと転換され、戦闘はサードパーソン視点のターン制コマンドバトルを採用している。8人の仲間から最大4人を選択し、それぞれ固有の武器や防具、テクニックを駆使して戦う戦略性が鍵となる。また、当時としては破格の6メガビット大容量カートリッジを採用したことでも知られ、家庭用ゲーム機の歴史における転換点となった。日本のRPG史において、16ビット黄金時代を築き上げた記念碑的作品であることは疑いようがない。
PAL版のリリースは、1990年当時の欧州市場においてRPGが極めて希少であった中での特筆すべき出来事である。厚手の英語マニュアルとモタの折り畳みマップが同梱された本作は、複雑なダンジョンに挑む当時のユーザーにとって重要なガイドとなった。その野心的なスケールと物語は批評家から高く評価されたが、ストイックな難易度と高価格設定から、一般層への普及は限定的であった。
データシート
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