レジスタンス ~人 類 没 落 の日 ~
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PlayStation 3のローンチタイトルとして日本でリリースされた、同機のフラッグシップとなる欧米産FPS。
説明
『レジスタンス ~人類没落の日~』は、第二次世界大戦が起こらなかった1951年の架空の歴史を舞台に、ロシアから西進する異星生命体「キメラ」による人類絶滅の危機を描く。プレイヤーはアメリカ軍兵士ネイサン・ヘイルとなり、英国軍と協力して侵略を阻止する過酷な戦いに身を投じる。本作のテーマは、冷戦期のパラノイアにパルプSFやボディホラーの要素を融合させたもので、圧倒的な異星文明に直面した人類の脆さを浮き彫りにしている。戦後の英国を模した廃墟と化した大聖堂や霧に包まれた町並み、そして無機質な産業風景は絶望感を煽り、異形の怪物へと変貌していくキメラの姿は、当時の感染やアイデンティティ喪失への不安を投影している。
PlayStation 3のローンチタイトルとして、本作は同機の技術力を示すためのショーケースとしての役割を担った。開発のInsomniac GamesはCellプロセッサを最大限に活用し、画面上に数十体の敵が入り乱れる大規模戦闘や緻密な物理演算、破壊可能な環境を実現した。スタジオの代名詞とも言える武器デザインは、現実的な軍用兵器と異星の技術が融合しており、標的を追尾する「ブルズアイ」や、壁を透過して攻撃できる「オーガー」など、三次元的な戦術思考を要求するギミックが盛り込まれた。これらは当時のハードの演算能力とAI処理能力を示す象徴的な要素であった。
また、本作は当時の家庭用ゲーム機としては異例となる最大40人でのオンライン対戦を導入し、PlayStation 3のネットワーク環境の可能性を提示した。当時、欧米で主流だったFPSというジャンルを日本の市場に本格導入しようとする試みでもあり、『リッジレーサー7』や『源氏 -神威奏乱-』と共に、ソニーが世界規模でライブラリを展開しようとした初期の象徴的な一作である。
欧米では独創的な武器システム、重厚な歴史改変世界観、そして意欲的な40人対戦が評価され、PlayStation 3を象徴するローンチタイトルとして確固たる地位を築いた。一方で、日本国内においては、欧米型FPS特有の淡白なストーリー展開などが、当時のユーザー層と好みの乖離を見せ、静かな滑り出しとなった。
データシート
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