ムイク
MicNINTENDO64用音声認識ユニットの核となる小型軽量な周辺機器。コントローラの拡張コネクタに装着するVRU本体へ接続し、プレイヤーの音声を直接キャプチャする役割を担います。
セットに含まれる商品
説明
「ムイク」は円筒形の小型マイクであり、シンプルながらも実用性に富んだ周辺機器です。ネックストラップホルダー(NUS-022)またはコントローラ用ホルダー(NUS-025)に装着することで、ユーザーの口元に常にマイクを固定できる設計でした。これは当時の音声認識ユニット(VRU)の限られた認識精度を最大限に引き出すための工夫です。また、環境ノイズを低減し明瞭度を高めるためのウィンドスクリーンも用意されていました。このシステムは『ピカチュウげんきでちゅう』や『電車でGO!64』などの対応タイトルで使用されました。
マイクが捉えた音声は音声認識ユニットへと送られ、そこで簡易的な日本語の音声認識処理が行われます。これにより、挨拶や指示といったコマンドを通じてゲームキャラクターと対話するという、当時のNintendo 64としては極めて独創的な体験が実現しました。限られた語彙数と正確なキャリブレーションを要する野心的な技術であり、数年後にドリームキャストの『シーマン』で到達する音声対話ゲームの礎を築いたといえます。
本機器は、後に続くゲームキューブ用マイクやニンテンドーDSの内蔵マイク、あるいはWiiのWiiスピークへと繋がる、任天堂の音声入力に対する草創期の実験的な取り組みを象徴するプロダクトです。
データシート
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