ドリームスタジオ
Dream Studio-
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家庭用ゲーム機で3Dアドベンチャーゲームを制作・共有できる、日本独自のゲーム制作スイート。ポリゴンベースの『RPGツクール』とも呼べる意欲作。
説明
「3Dアドベンチャー制作ツール」として銘打たれた『ドリームスタジオ』は、家庭用ゲーム機上で完結する本格的なゲーム制作環境を提供しました。マップ作成、オブジェクト配置、イベントスクリプト、そして対話文の執筆までを網羅しており、サンプルゲームを教材として活用することも可能です。周辺機器としては、ぷるぷるぱっく、ドリームキャストモデム、VGAボックス、そしてビジュアルメモリユニット(VMU)に完全対応していました。標準のコントローラでも操作は可能でしたが、キーボードを使用することで制作効率は劇的に向上しました。
ポリゴンキャラクターの作成からアニメーションの設定、NPCの挙動定義、メニュー形式のイベントシステムによるカットシーン制作まで、直感的なワークフローを実現しています。世界観は複数のマップを繋ぎ合わせる形で構築され、戦闘や会話、地形変化などをトリガーで制御します。制作したデータはVMUにセーブ可能ですが、容量128KBの制約から、プロジェクトはコンパクトにまとめる工夫が求められました。また、当時のセガのオンラインサービスを通じたデータのアップロードやダウンロードにも対応しており、国内の愛好家たちの間で活発なコミュニティが形成されていました。
本作は日本国内のみの展開となりましたが、現代のインディーゲーム開発ツールを先取りしたかのような野心的な試みとして記憶されています。西洋の『RPGツクール』に近いコンセプトを持ちながらも、3Dエンジンを搭載し、アクションアドベンチャーゲームの制作に特化したその設計思想は、今なお色褪せない価値を持っています。
データシート
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