NBA Action
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セガサターン向けにリリースされた初期のNBAシミュレーションタイトル。フル3Dグラフィックスを採用し、最大10人のマルチプレイに対応。同シリーズのサターンにおける第1作目である。
説明
NBA Actionは、1995年シーズンのNBA全29チームと実在の選手ロースターを網羅した、当時の公式ライセンスタイトルである。セガ社内のスポーツゲームエンジンで構築され、『World Series Baseball』や『NFL Quarterback Club』と設計思想を共有している。テレビ中継を意識した演出が特徴で、デジタイズされた選手スプライトやモーションキャプチャーによるアニメーション、そして実況風の音声がリアリティを追求していた。
ゲームプレイは5対5のシミュレーションを軸に、エキシビション、シーズン、プレイオフの各モードを搭載。各選手の能力値は実際の統計に基づき、アーケード的な派手さよりも戦略性とチームとしての連動性を重視した作りとなっている。カメラアングルもサイドラインやベースラインなど、実際の放送を模した視点を提供。さらに、2台のマルチタップを使用することで最大10人までの同時プレイに対応しており、ソロプレイのシミュレーションとしてだけでなく、パーティーゲームとしての側面も持ち合わせていた。
当時、セガは本作をミッドウェイ社の『NBA Jam』に対する「本格的な対抗馬」として位置づけていた。『NBA Jam』が誇張されたダンクやアーケード的なテンポを優先したのに対し、本作はリアリズムと統計的な奥深さ、そしてシミュレーションとしての正統性を追求した。その挑戦的な姿勢は高く評価されたものの、当時のセガサターンのハードウェアスペックによるアニメーションの滑らかさや操作レスポンスの面で課題も指摘された。しかし、家庭用ゲーム機にテレビ放送さながらの臨場感をもたらそうとした初期の試みとして、後のセガ『NBA 2K』シリーズへと繋がる礎となった。
データシート
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