セガ ワールドワイド サッカー '98
Sega Worldwide Soccer ’98-
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セガが誇るサッカーゲームシリーズの32ビット機における究極の完成形であり、サターンのデュアルCPUアーキテクチャを最大限に活かした高速かつ滑らかなゲームプレイが魅力のスポーツシミュレーション。複雑なキャラクターモデルと物理演算の向上によってハードウェアの限界に挑んだ本作は、初期の『FIFA』シリーズや『ワールドサッカーウイニングイレブン』シリーズに対する強力なライバルとして君臨しました。サターン末期を象徴する作品であり、ドリームキャストへと繋がるスポーツゲーム史の貴重な一ページを刻んだタイトルです。
説明
『セガ ワールドワイド サッカー ’98』は、洗練された国際的なサッカーの雰囲気を追求したタイトルであり、膨大なチーム数と、まるでプレミアムなテレビ中継を見ているかのようなプレゼンテーションが特徴です。特定の地域に特化したワールドカップ版とは異なり、本作はグローバルな視点を重視しており、充実した「クラブ」および「インターナショナル」モードによって、様々なリーグやカップ戦のフォーマットで競い合うことが可能です。スタジアムの鮮やかな照明や、当時の32ビット機としては極めて高度だった多言語コメンタリー、本物さながらの観客のチャントなど、エネルギッシュなアーケードスタイルの演出が没入感を高めます。90年代中盤、サッカーというスポーツが真にグローバルなデジタルエンターテインメントへと変貌を遂げていく過程を如実に物語る作品です。システム面では、前作で導入された3Dエンジンを大幅に改良し、より滑らかな選手のアニメーションとレスポンスの良いボール物理演算を実現しました。これは『ビクトリーゴール』シリーズからの大きな進化と言えます。エキシビション、リーグ、カップといった各モードは、サターン本体の内蔵メモリを活用して、長期間のシーズン進行を保存可能です。操作系は極めて最適化されており、6ボタンパッドを駆使することで、スルーパスやカーブシュートといった複雑なプレイも直感的に行えます。本作はマルチコントローラーや3Dコントローラーのアナログ入力に対応しているほか、日本版ではセガサターンモデムによる通信対戦も実現していました。リリース当時、日本国内ではその技術的な完成度の高さから、当時の32ビット機における最も正確なサッカー体験の一つとして高く評価されました。当時の評価としては、前作からの進化幅が限定的であるという声も散見されましたが、ハードの世代交代が加速し、期待値が急激に高まっていた当時の市場環境を考えれば妥当な見方といえます。実際には、前作の完成度が高かったがゆえに大幅な刷新を必要としなかったというのが実情であり、本作は欧州市場においてドリームキャスト登場までのサターン人気を支える重要な役割を果たしました。
データシート
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