Krazy Ivan

FMVを多用した、極めてテンポの速い一人称視点のメカシューター。B級映画のような独特の演出と、90年代中盤のテクノ・インダストリアルな世界観が融合した、徹頭徹尾アーケード志向の作品です。

説明

『Krazy Ivan』は、イギリスの著名なデベロッパーであるPsygnosisがPlayStation版に続き、セガサターンへ移植したハイスピード・メカアクションです。本作は、90年代中盤の欧州開発シーン特有の空気感を色濃く反映しており、CD-ROM時代を象徴するフルモーションビデオ(FMV)と、重厚なエレクトロニック・ミュージックが融合しています。プレイヤーは主人公のイワンとなり、地球を分断するエイリアンのエネルギー・フィールドを阻止するため、常軌を逸したロシア人パイロットとして戦場に身を投じます。この時代のPsygnosis作品は、32ビット機の限界に挑んだオーディオビジュアルの先端技術として、多くのファンの記憶に刻まれています。

ゲームプレイは『MechWarrior』のような重厚なシミュレーションとは対照的に、360度の闘技場を舞台にした極めてスピーディーなアクションに焦点を当てています。ロシア、中東、フランス、日本といった世界各地の閉鎖的なステージで、重武装したメカを操り、次々と現れるエイリアンのセントリーを破壊し、シールドエネルギーを管理しながら人質を救出して資金を稼ぐのが目的です。稼いだ資金は、ミッションの合間にレーザーやミサイルなどの兵器強化に使用できます。サターン版は処理落ちを抑え、高速なフレームレートを実現していますが、当時のハードの制約上、暗闇の霧で視界が制限される工夫がなされています。

発売当時の評価は賛否両論ありつつも、概ね好評でした。Tim Wright(CoLD SToRAGE)による卓越したサウンドトラックや、独特の個性を放つ実写のブリーフィング映像は高く評価されました。一方で、ミッションの反復性やステージの起伏の少なさ、キャンペーンの短さを指摘する声もありました。今日では、32ビット機時代のアドレナリン全開なアーケードアクションを体現する、貴重なタイムカプセルと呼べる作品です。なお、本品はオーストラリア版ですが、独自の流通コードやレーティングラベルは付与されておらず、Sonyが申請したPlayStation版の審査結果が流用されています。

データシート

商品名
  • Krazy Ivan
商品コード
  • T-11305H-50
アイテム番号
  • 5016597025116
種別
ジャンル
地域仕様
販売地域
外箱
説明書
開発元
販売元
メディア形式
プレイ人数
周辺機器
年齢区分
発売日
登録日
  • 2026年3月3日