ニチブツマージャン 女子高名人戦
Nichibutsu Mahjong: Joshikō Meijinsen1995年に発売された、16人の女子高生雀士と4大タイトル制覇を目指すトーナメント形式の麻雀ゲーム。90年代の空気を感じさせるハイクオリティな2Dアニメ風グラフィックと、プレイステーション黎明期におけるキャラゲーの先駆けとして、今なお根強いファンを持つ名作です。
説明
『ニチブツマージャン 女子高名人戦』は、日本物産(ニチブツ)が開発・販売を手掛けたキャラクター重視の麻雀ゲームです。プレイステーション初期のタイトルとして、CD-ROMの大容量を活かしたフルボイス演出と、ハイクオリティな2Dキャラクターイラストを実装。かつてのアーケード界を席巻した“脱衣麻雀”のイメージとは一線を画し、本作は女子高生同士が競い合う本格的なトーナメント形式のストーリーに焦点を当てています。過激な要素を排し、美少女キャラクターの魅力と、競技麻雀としての戦略性を両立させた意欲作です。
物語の舞台は、全国の女子高生雀士が集う『全日本女子高生麻雀連盟』。プレイヤーは一人の挑戦者となり、日本各地の高校を代表する個性豊かな16名のライバルたちと対局を繰り広げます。4つの主要タイトルを勝ち抜き、頂点である『名人戦』優勝を目指すストーリーは、90年代アニメ風の美麗なキャラクターデザインと、当時の人気声優による感情豊かなボイス演出で熱く盛り上がります。各ライバルには独自の性格や打ち筋が設定されており、対局中のおしゃべりも大きな見どころです。
ゲームルールは本格的なリーチ麻雀を採用。見やすく整理された2Dインターフェースで、トーナメントを勝ち抜く緊張感を楽しめます。ニチブツの家庭用麻雀ゲームの伝統とも言える『アイテムショップ』も完備されており、牌操作や好配牌を呼び込むといった特殊アイテムを駆使することで、戦略的な逆転劇も演出可能。硬派なシミュレーションと、家庭用ならではの遊びやすさが絶妙に融合しています。
今振り返れば、本作はアーケードの麻雀文化と、プレイステーションで花開いた『キャラゲー』市場の架け橋となった重要なタイトルです。後の時代の3D麻雀のような複雑さはありませんが、洗練された2Dイラストと90年代学園アニメの空気感は、今なおレトロゲームコレクターから高く評価されています。ニチブツ麻雀シリーズの中でも、アーケードから家庭用ゲーム機へとその活動の場を広げ、物語体験の質を追求した記念碑的な一作と言えるでしょう。
データシート
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