Fable: The Journey
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『Fable III』のその後を描く、Kinect専用の一人称視点レール型アクションRPG。
説明
『Fable: The Journey』は『Fable III』から50年後の世界を舞台に、部族とはぐれた若きドウェラー、ガブリエルが謎の予言者テレサを導き、汚職(Corruption)という闇の力に立ち向かう壮大な旅を描く。シリーズ従来作のオープンワールド形式とは異なり、本作はアルビオンの森や沼地、山脈を巡る直線的な構成を採用し、物語は象徴的な場所である「尖塔(Spire)」へと収束していく。
ゲームプレイはKinectによるモーションコントロールに完全に特化している。プレイヤーは目に見えない手綱を操り相棒の馬セレンの世話をし、魔法のジェスチャーによって稲妻や魔法の欠片を放ち、敵を退ける。戦闘とパズルは旅の過程に自然に組み込まれており、経験値を獲得して体力や能力を強化する育成要素も存在する。また『Fable Heroes』との連動要素も備えており、アイテムのアンロックが可能だ。シリーズ特有の軽妙なユーモアや世界観はそのままに、従来のサンドボックス型RPGからインタラクティブなアドベンチャーへと舵を切った野心作である。
リリース当時、本作はKinectの可能性を最大限に引き出すフルボリュームの物語体験として位置づけられた。美術や音楽、セレンとの絆といった情緒的側面は高く評価されたものの、レール式の進行やKinect特有の操作の精度がゲームの奥深さを制限しているとの指摘も少なくなかった。本作は、シリーズの系譜において特異なモーションコントロール体験を模索した一作として、今日でも記憶されている。