Dead Rising 4
カプコン・バンクーバーが開発し、Microsoft Studiosがパブリッシュした『Dead Rising 4』は、シリーズ第4作目となるアクションアドベンチャーゲームである。Xbox OneおよびWindowsでリリース後、PlayStation 4向けに『Frank’s Big Package』として展開された。ジャーナリストのフランク・ウェストが、クリスマスシーズンにゾンビアウトブレイクが発生したコロラド州ウィラメッテに再び足を踏み入れる。
説明
『Dead Rising 4』は、Xbox OneおよびWindows向けにリリースされ、その後2017年にはSteam版、同年12月にはPlayStation 4版(『Frank’s Big Package』)が登場した。初代から16年後のウィラメッテを舞台とし、再建された巨大ショッピングモール「ウィラメッテ・メモリアル・メガプレックス」が再び惨劇の渦中となる。物語は大学教授となったフランク・ウェストが、クリスマスの時期に発生した新たなアウトブレイクに巻き込まれる形で進行する。装飾や季節限定の武器など、祝祭ムードを漂わせる環境が本作独特のトーンを醸し出した。ゲームプレイは従来のオープンワールド構造を継承しつつ、厳しい制限時間システムやストーリー上の協力プレイを廃止し、進行をより効率化した。プレイヤーは多種多様なコンボ武器やビークルを作成可能となり、フランクのカメラには自撮り、暗視、調査スキャンといった新機能が追加された。また、一時的な身体能力強化や強力な兵器の使用を可能にする「エグゾスーツ」が導入され、ゾンビの大群だけでなく人間との戦闘もフィーチャーされている。セーフハウス、サイドミッション、レベルアップのためのPP(プレステージポイント)といった要素が、シリーズのサンドボックス的な設計を補強している。本作はフィールドの規模拡大と武器のバラエティ増加、そしてフランク・ウェストの再登場を実現したが、初期作と比較して難易度や緊張感の低下を指摘する声もある。特にタイマーシステムの撤廃はファンの間で意見が分かれるところであり、自由度を評価する層と、シリーズを象徴する切迫感が失われたことを惜しむ層とが存在する。しかしながら『Dead Rising 4』はシリーズの裾野を広げた功績は大きく、そのクリスマスをテーマにした設定や、カプコン・バンクーバーによるスタジオ閉鎖前最後の主要プロジェクトとしての役割は、アーカイブとして特筆すべきものである。
データシート
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