Battle Arena Toshinden URA: Ultimate Revenge Attack
『闘神伝2』のシステムをベースに、セガサターン独自のストーリーとキャラクターを追加した武器格闘ゲーム。殺人事件を巡るダークな物語と、独自のステージ構成が特徴のサターン専売タイトルです。
説明
『闘神伝URA』は、盗まれた警察用アンドロイド「レプリカント」が絡む連続殺人事件と行方不明事件の背後を追う、闘神たちの戦いを描いた作品です。開発者であるロンロンは自身の創造物を停止させるために、一方の謎の剣士リッパーは行方不明の妹を探し、かつその容疑者としてショウ・シンジョウを追い、それぞれの思惑が交錯します。再登場するファイターたちに疑念が渦巻く中、プレイヤーはレプリカントを巡る陰謀の深淵へと足を踏み入れることになります。
本作は、剣や鞭、銃火器といった武器を駆使して戦う3D格闘ゲームです。サイドステップ、ローリング、ダッシュ、ガード、投げ、追い打ちといった多彩なアクションに加え、オーバードライブゲージによる強力な攻撃が可能です。セガサターン版の本作は、初代『闘神伝』の直感的な移動操作と、『闘神伝2』のコンボシステムを融合させたゲーム性を特徴としています。ストーリー、バーサス、プラクティスの各モードを備え、隠しキャラクターを含め全15人のファイターが登場。新キャラクターのロンロンとリッパーに加え、レプリカントやウルフが条件を満たすことで使用可能となりますが、『闘神伝2』から一部キャラクターがリストラされている点は留意すべきでしょう。
本作はセガサターン向けに先行リリースされた『闘神伝S』の流れを汲みつつも、根幹のメカニクスは『闘神伝2』をベースとして構築されています。『バーチャファイター2』や『ファイティングバイパーズ』、『鉄拳2』といった3D格闘ゲームの傑作が覇を競う時代にあって、本作の武器による遠距離攻撃や独特の挙動は、当時の水準から見るとやや大味な印象を与えました。当時の評価は、アニメーションの硬さや物理演算の粗さ、カメラワークの不安定さを指摘する声が多く、厳しいものでした。セガサターン独占のストーリーやキャラクターはファンにとって貴重な資産でしたが、強豪タイトルがひしめく市場において、ゲーム性の面で苦戦を強いられた一作と言えるでしょう。
データシート
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