ARカード
AR Cardsニンテンドー3DSの発売時に同梱された、拡張現実(AR)機能を利用するための専用カードセット。裸眼立体視とカメラ機能を活用した、当時の画期的な体験を象徴する周辺機器です。
説明
ニンテンドー3DSの「ARカード」は、黄色いハテナボックスや任天堂のキャラクターが印刷されたカードです。これを平らな場所に置き、3DSの外側カメラで読み取ることで、カードから飛び出してきたかのようなインタラクティブな3Dモデルやミニゲームが展開されました。
標準パッケージには以下の6枚が同梱されています。
- カードA-1:ハテナボックス (CXA-CTR-S-C0)
- カードA-2:マリオ (CXB-CTR-S-C0)
- カードA-3:リンク (CXC-CTR-S-C0)
- カードA-4:カービィ (CXD-CTR-S-C0)
- カードA-5:サムス (CXE-CTR-S-C0)
- カードA-6:ピクミン (CXF-CTR-S-C0)
「ハテナ」カードは特に汎用性が高く、3DS本体にプリインストールされた『ARゲームズ』を起動するための鍵となりました。このソフトには「的あて」や「つり」、「Miiシューティング」などのアクティビティが収録されており、カードの上に3D空間が出現する仕組みです。キャラクターカードでは、任天堂の看板キャラクターを3Dモデルとして召喚し、ポーズをとらせたり、現実の風景と一緒に写真撮影を楽しんだりすることができました。
このカードは3DSのカメラで印刷されたパターンを認識し、その座標にポリゴンモデルを重ね合わせることで機能します。これはモバイル向けのARアプリが普及する以前の、家庭用ゲーム機におけるAR技術の先駆的な試みでした。任天堂はこれらを用いて、裸眼立体視、デュアルカメラ、モーションセンサーといった3DS独自のハードウェア機能を遊びの中で提示しました。「ARカード」は3DSの長期的なライブラリの中心となることはありませんでしたが、本体のローンチを象徴する記憶に残るアイテムとして今も存在感を放っています。
データシート
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