Call of Duty: Ghosts
近未来を舞台にしたファーストパーソン・シューティングであり、従来のミリタリーアクションに動物の相棒を操作する要素や、エイリアンとのサバイバルモードなどの実験的試みを融合させたシリーズ作品。
説明
『Call of Duty: Ghosts』は、同シリーズにおける10番目のメジャータイトルです。開発はInfinity Wardが担当し、Wii U版の移植にはTreyarchが携わりました。『Modern Warfare』や『Black Ops』といったサブシリーズとは一線を画す、独立した世界観を持つ作品として構想されています。キャンペーンモードでは、軌道兵器による壊滅的な攻撃を受け荒廃した近未来のアメリカを舞台に、プレイヤーは精鋭部隊「Ghosts」の一員として、圧倒的な技術力を持つ敵対勢力に立ち向かいます。物語は複数の視点で展開され、宇宙飛行士としての任務や、軍用犬「Riley」を操作するシークエンスなど、当時としては挑戦的な試みが盛り込まれました。
マルチプレイヤーモードでは、兵士のカスタマイズ機能や動的な破壊要素を持つマップ、新たなキルストリーク報酬が導入されたほか、AIの仲間と対戦要素を融合させた「Squads」モードも搭載されています。特に注目すべきは、エイリアンの群れを相手にする協力型サバイバルモード「Extinction」の実装です。ゾンビモードに代わる新たな体験としてプレイヤーに提供されました。Wii U版固有の機能として、GamePadによるセカンドスクリーン操作やOff-TV Play、Wiiリモコンによるポインター操作にも対応していましたが、他機種で展開された主要なDLCは配信されませんでした。
本作は、マルチプレイヤーの多様性やExtinctionモードという新たな試みがありつつも、キャンペーンの構成は従来の手法に頼る側面が強く、評価は分かれました。当時のコンソール世代交代期というタイミングとWii Uの市場規模も相まって、商業的には前作までの勢いに届きませんでした。しかし、実験的な試みを通じて独自のアイデンティティを確立しようとした意欲作であることに疑いはありません。結果として、本作はActivisionによるNintendoプラットフォームへの最後の大規模な提供となり、その後のNintendo Switchの市場においてすら、長らく本作シリーズが供給されないという歴史的な転換点となりました。
データシート
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