Mouse
『マリオペイント』の同梱品として知られる、任天堂公式の周辺機器です。当時の私は発売時にこれを手にしました。スーパーファミコンの創作・シミュレーションソフトにおいて、マウスによるポイント&クリック操作という新しい体験をもたらしました。本品はPAL地域版となります。
説明
SNES Mouseは、当時のPC周辺機器を彷彿とさせる設計で、コントローラーポートに接続して使用する周辺機器です。製品にはグレーのマウスパッドが同梱されていました。このマウスは特に『マリオペイント』でその名を馳せ、標準的なコントローラーでは困難だった描画、アニメーション作成、楽曲制作といった操作を直感的に行えるようにしました。
Super Nintendo(スーパーファミコン)用タイトルの中にはこのマウスに対応したものが少数存在しましたが、その多くは日本国内でのみ発売されました。『マリオペイント』以外にも、戦略シミュレーションやパズルゲームを中心に活用されており、対応タイトルには『Civilization』、Eye of the Beholder、Lemmings 2、Jurassic Park、King Arthur’s World、マリオのスーパーピクロス、Populous II、SimAnt、Utopia、Vegas Stakes、Wolfenstein 3D、そしてワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノなどが名を連ねます。当時、マウス対応はオプション扱いであることが多く、パッケージ等で大きく宣伝されることも稀でした。
型番「SNS-016E」は、欧州およびオーストラリア向けに供給されたPAL版の証です。外観はNTSC版と同一ですが、各地域の本体規格に合わせてリージョン制御が行われています。対応ソフトの数は限定的でしたが、このデバイスが家庭用ゲーム機にポインティングデバイスを導入した意義は大きく、後のニンテンドーDSのタッチペンやWiiリモコンといった直感的なインターフェースの先駆けとなりました。