Clay Fighter
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『ストリートファイターII』や『モータルコンバット』といった当時の格闘ゲームブームを風刺した、粘土アニメーションのスプライトが特徴的な2D格闘ゲームシリーズ第一作。
説明
『ClayFighter』は、90年代初頭の格闘ゲーム界において過激さとシリアスさが際立つ中、あえて滑稽さを追求した異色の格闘ゲームとして誕生しました。1993年にスーパーファミコンで登場し、翌年にはセガ・メガドライブへと移植されています。本作最大の特徴は、粘土で制作されたキャラクターをストップモーションアニメで撮影し、デジタル化したスプライトにあります。これにより、唯一無二の視覚的個性を獲得しました。参戦キャラクターも独創的で、好戦的な雪だるま「Bad Mr. Frosty」、生きた飴の「Taffy」、カボチャ頭の幽霊「Ickybod Clay」、そしてエルヴィスを模した「Blue Suede Goo」など、個性派揃いです。ラスボスの「N. Boss」に至っては、意図的に未完成な粘土モデルという仕様であり、作品のふざけた姿勢が如実に表れています。
物語の舞台はマッドビル。サーカスに粘土の隕石が落下したことで、そこにいた者たちが奇妙な戦士へと変貌し、「サーカスの王」の座を巡って戦いを繰り広げます。ゲームプレイは当時の標準的な6ボタン形式を踏襲し、パンチとキックにそれぞれ弱・中・強の攻撃が割り当てられています。当時の競合タイトルと比較すれば格闘ゲームとしての奥深さやバランスには欠けるものの、ユーモアあふれる演出と極端なアニメーションで確かな存在感を放ちました。結果として商業的成功を収め、『ClayFighter: Tournament Edition』や『ClayFighter 2: Judgment Clay』、『ClayFighter 63⅓』といった続編やアップデート版が生み出されています。特にレンタル限定だった『ClayFighter: Sculptor’s Cut』は、現在ではコレクターの間で非常に価値の高いレアタイトルとして知られています。本作のオーストラリアでの発売時期は、OFLCのレーティング取得日(1994年8月17日)を基に推定されています。
データシート
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