聖 剣 伝 説 レジェンド オブ マナ
Seiken Densetsu: Legend of Mana
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世界構築と2Dアートを極めた非線形な冒険譚。固定された筋書きよりも、プレイヤーの能動性と雰囲気を重視した本作は、当時のPS1の枠を超えた実験的な「ランドメイク」システムと水彩画風の美しいグラフィックで、今なお色褪せない輝きを放ちます。
説明
『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』は「聖剣伝説」シリーズの第4作目であり、スクウェア黄金期を象徴する、圧倒的なビジュアルを誇る作品です。前作『聖剣伝説2』のような直線的なストーリー進行をあえて排し、当時としては実験的ともいえるモジュール式の箱庭型ナラティブを採用しました。
本作の核となる「ランドメイク」システムは、白紙の世界地図にアーティファクトを配置することで、町やダンジョン、地形を生み出していくというものです。アーティファクトの配置場所によって地相のマナレベルが変化し、それが敵の強さやアイテムの出現率、そして60以上のサブイベントの発生条件に影響を及ぼします。一つの大きな物語を追うのではなく、滅びゆく種族「珠魅」の物語、竜族を巡る争い、そして妖精と魔族の悲恋という三つの大きな物語が交錯する構成となっています。
日本国内では発売初週に70万本以上を売り上げるなど、商業的にも批評的にも大きな成功を収めました。手描きの水彩画のような背景美術と、下村陽子氏による伝説的なサウンドトラックは極めて高い評価を受けました。一方で北米では、従来の「英雄譚」を期待していた層から戸惑いの声も上がりましたが、これは本作の独自性を反映した結果といえるでしょう。PAL地域(欧州・オーストラリア)では、2021年のHDリマスター版まで未発売のままであったこともあり、今なおオリジナル版のドット絵の緻密さや、スウェーデン語の歌詞で神話的な歴史観を表現したオープニングテーマ「Song of Mana」は、ファンの間で非常に高く評価されています。
なお、同梱のディスク2枚目はゲーム本編とは異なり、『スクウェア プレヴュー Vol.5』として『フロントミッション3』、『デュープリズム』、『クロノ・クロス』、『ベイグラントストーリー』の体験版が収録されています。各タイトルの操作方法については、付属のマニュアルに簡潔に記載されています。
データシート
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