クロノ・クロス
Chrono Cross-
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初代PlayStationにおけるスクウェアRPGの技術的・創造的到達点。奥深い「エレメントシステム」による戦略的バトルと、プレイヤーを惹きつけて離さない重厚な物語、そして今なおジャンルの金字塔と称される名曲の数々がここにあります。『クロノ・トリガー』とは異なるアプローチで、当時のハードの限界を極めた圧倒的なビジュアルと世界観を体験してください。
説明
クロノ・クロスは、1995年のスーパーファミコンの名作『クロノ・トリガー』の精神的続編として、スクウェアが総力を結集して制作した至高のRPGです。ディレクターに加藤正人、音楽に光田康典を迎え、「ホームワールド」と「アナザーワールド」という二つの並行世界を舞台に、物語は壮大に展開します。主人公セルジュが足を踏み入れたのは、10年前に自分が死んだはずの「もう一つの世界」でした。40人を超える圧倒的な仲間キャラクターと、前作の「タイムトラベル」という概念をあえて「次元の跳躍」というテーマへと昇華させたストーリーテリングは、今なお色褪せない魅力を放っています。
初代PlayStationの技術的頂点と言える本作は、そのグラフィックの美しさでも当時大きな衝撃を与えました。緻密に描き込まれたプリレンダリング背景に、滑らかに動く高ポリゴン3Dキャラクターを融合させた映像美は、当時のRPGの水準を遥かに凌駕していました。スチームパンクやサイバーパンクの要素が主流だった当時のスクウェア作品とは一線を画し、地中海やカリブ海を彷彿とさせる、鮮やかで南国情緒あふれる世界観も大きな特徴です。さらに、探索から戦闘へのシームレスな移行を実現し、当時の32bit機RPGの常識であった「戦闘への切り替わりロード」を事実上排除することに成功しています。
戦闘システムにおいては、従来のMP制やランダムエンカウントを廃し、シンボルエンカウント方式と独自の「エレメントシステム」を採用しています。全ての魔法やアイテム、特殊能力は赤・青・黄・緑・白・黒の6属性を持つ「エレメント」に分類され、強弱関係が戦術の要となります。スタミナを消費して攻撃を行い、その後にエレメントを配置・発動させるという奥深い戦略性がプレイヤーを熱狂させました。また、直近で使われた3つのエレメントの色が戦況を左右する「フィールドエフェクト」の存在により、特定の属性を染め上げることで、強力な「召喚魔法」を繰り出すといった高度な駆け引きが楽しめます。
発売当時は『ベイグラントストーリー』や『ファイナルファンタジーIX』と並び、当時のJRPGにおける最高峰の評価を獲得。日本国内だけでも約85万本という大ヒットを記録しました。一方で、前作『クロノ・トリガー』の熱狂的なファンからは、物語の方向性やキャラクターの多さゆえの深掘り不足について議論を呼んだことも事実です。しかし時を経た現在では、その独創的なシナリオと、PlayStationライブラリの中でも屈指の完成度を誇る音楽、そして技術力が評価され、単独の傑作として多くのファンに深く愛され続けています。
データシート
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