Diddy Kong Racing
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1997年にレア社が開発した、カートレースとアドベンチャーを融合させた作品。10人のキャラクターがカート、ホバークラフト、飛行機を操り、宇宙の魔法使い豚「ウィズピッグ」を倒すため冒険を繰り広げます。
説明
『Diddy Kong Racing』は、90年代半ばのカートレースゲームブームに対するレア社からの回答として制作されました。『マリオカート64』とは異なり、本作は従来のサーキットレースに、探索型のワールドマップと成長システムを融合させています。プレイヤーは「ティンバーアイランド」を舞台に、「ダイノドメイン」「スノーフレークマウンテン」「シャーベットアイランド」「ドラゴンフォレスト」「フューチャーファンランド」という5つのテーマ別ワールドを攻略します。各ワールドには4つのレーストラック、ボス戦、そして隠された収集要素が用意されています。
キャラクター陣にはディディーコングに加え、ティンバー、ピプシー、ティップタップといったレア社オリジナルのキャラクターが登場。特に注目すべきは、後に『バンジョーとカズーイの大冒険』や『Conker’s Pocket Tales』で主役を務めることになる、バンジョーとコンカーの初登場作品であるという点です。プレイヤーはカート、ホバークラフト、飛行機の3種類の乗り物を使い分け、コースの特性に応じた走行が求められます。コース上のバルーンからパワーアップアイテムを入手し、バナナを集めて最高速度を高める戦略性が光ります。
本作は、デビッド・ワイズ氏が手掛けたサウンド、美しいグラフィック、そしてレースと探索・ボス戦を組み合わせた野心的な「アドベンチャーモード」が高く評価されました。1997年のクリスマスまでに80万本を売り上げ、当時の最速記録を樹立。世界累計販売本数は480万本に達し、NINTENDO64で8番目のベストセラータイトルとなりました。後にニンテンドーゲームキューブでの続編『Donkey Kong Racing』の開発がレア社のマイクロソフト買収により中止されたほか、ニンテンドーDSでのリメイク版『Diddy Kong Racing DS』(2007年)ではオンライン対戦などが追加された一方、権利関係によりバンジョーとコンカーは出演を見送られています。
豪州版の正確な発売日はデータベースに記載されていませんが、OFLCによる審査日は1997年10月21日でした。欧州・日本版は1997年11月21日、北米版は同年11月24日の発売であり、レア社のタイトルは世界同時発売を志向していたため、豪州でも21日にリリースされた可能性が高いと考えられます。
データシート
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