テイルズ オブ デスティニー
Tales of Destiny-
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人気RPGシリーズの32bitにおける金字塔。意志を持つ「ソーディアン」の育成システムと、豪華なアニメーション演出を導入しました。PlayStationを舞台に、スピーディーなリアルタイムバトルと重厚なキャラクター描写で、シリーズのアイデンティティを決定づけた一作です。
説明
『テイルズ オブ デスティニー』は、シリーズ第2作目にして、3Dハードウェアを前提に開発された初のタイトルです。前作『テイルズ オブ ファンタジア』の続編という立ち位置であり、本作発売の翌年には前作の3Dリメイクも行われました。開発は前作に続きウルフチームが担当し、16bitカートリッジの容量制限から解放されたCD-ROMという媒体を最大限に活用。Production I.Gによるシリーズの代名詞ともいえるハイクオリティなオープニングアニメーションや、高音質な楽曲の収録を実現しました。
物語は、空飛ぶ島から落ちてきた意志を持つ剣「ディムロス」と出会った青年、スタン・エルロンの旅から始まります。彼は「ソーディアン」と呼ばれる古代戦争の遺物である剣の使い手として、傭兵のルーティ・カトレットや孤独な騎士リオン・マグナスらと運命的に合流します。世界の破滅をもたらす「アタモニの瞳」の復活を阻止するため、剣の持ち主である彼らは過酷な運命に立ち向かうこととなります。キャラクター同士の掛け合いを掘り下げる「チャットシステム」が、義務や力の代償といった重厚なテーマを浮き彫りにし、物語に深い没入感を与えています。
ゲームシステム面では、前作の横スクロール戦闘をさらに進化させた「E-LMBS(Enhanced Linear Motion Battle System)」を搭載。移動速度の向上と複雑な空中コンボが可能となりました。本作の核心となるのは「ソーディアン・システム」であり、武器自体がキャラクターと共に成長し、術技や特性をカスタマイズできる独自の育成サイクルを確立しました。2Dドット絵の緻密さと色鮮やかな背景美術は、多くのRPGが早期の3Dモデルへと移行を試みていた当時のゲーム業界においても、極めて高い完成度を誇っていました。