Fighter Within
UbisoftがKinectのローンチ熱狂に乗じて投入した格闘ゲーム。このタイトルはソフトとしての平均的な品質に留まっただけでなく、当時のハードウェアが抱えていた深刻な欠陥を浮き彫りにしました。
説明
『Fighter Within』はKinect専用タイトルとして、プレイヤーの動きをリアルタイムで追跡し、ゲーム内のキャラクターの挙動に変換するシステムを採用しています。パンチ、キック、投げ技、そして必殺技といった多彩な格闘スタイルが用意されており、プレイヤーは自身の身体を動かすことでこれらを実行し、対戦相手を打ち負かさなければなりません。防御や回避のアクション、そして行動に伴い減少するスタミナゲージといった要素も組み込まれています。
本作にはシングルプレイモードとマルチプレイモードが搭載されており、トーナメントモードではブラケット方式の勝ち抜き戦を楽しむことが可能です。また、技術を磨き新たな技を習得するためのトレーニングモードも備わっています。
総じて、『Fighter Within』はKinectというハードウェアがなぜ失敗に終わり、最終的にMicrosoftに見捨てられることになったのかを如実に物語る一例です。モーションセンサーによる操作は精度を欠いており、格闘ゲームというジャンルにおいて没入感を著しく阻害しました。その結果、発売時の評価は厳しく、歴史の彼方へと忘れ去られたタイトルとなっています。